春の歌
食べられそうな全てを食べた。
っていう歌詞がなんとなく耳に残って、口ずさんだりしている。
口ずさむたびになんとなく背徳感みたいなものがあって、俺は冬が好きだったはずで、春の歌を歌うだなんて。はしたない。と過去の自分が横にいたら侮蔑の目で見られることだろう。
早く冬にならないかな。冬になれば、寒さに凍えられるのに。さみしさに凍えずに済むのに。
— Hiroaki Yutani (@yutannihilation) 2011年10月22日
とか思ってたけど、ああそうか、冬のことも忘れずに歌う春の歌が好きなんやなあ。とふと気づいた。
俺は自分が冬にいた頃のことを忘れたくない。寒さなどなかったかのように明るく春を歌いたくない。食べられそうな全てを食べた冬を思い出しながら、春を生きよう。