Bonobo - Migration

MIGRATION

MIGRATION

何度も何度も同じ光景が再生される。

くぐってもくぐっても抜け出せない幻覚の中を泳ぐ。

Bonoboの今作は、アルバム全体にこの2本のPVのような奇妙な緊張感がどこまでも漂っている。どこかで見たような景色でありながら、聴いたことがない。そういう居心地の悪さを突き付けてくる。

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Kate Tempest

YouTubeをぼんやり観てるとこれがサジェストされて、引き続きぼんやり観ていると、spoken wordなのになんかヒップホップっぽい手つきで、とか訝しんでいるとラップを始めて、気になって調べたらラッパーでもあるらしい。Kate Tempest、1985年生まれのイギリス人。


Kate Tempest - Full performance (Live on KEXP)

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「アズミ・ハルコは行方不明」

とつぶやいたあとで、これは山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」の一文だと知った。Moe and ghosts × 空間現代のアルバム「RAP PHENOMENON」の6曲目。

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このブログは何でないのか

  • このブログは前のブログの続きではない。20代の大半は向こうに置いてきた。ここはまっさらな荒野でしかない。
  • このブログは技術ブログではない。技術関連の話は別のブログに書いている。ここには技術以外の、音楽とか、本とか、鬱な話とか、クールなジョークとか。どうでもいい些事をいい匙加減で書いていきたい。
  • このブログのタイトルは森田童子の「たとえばぼくが死んだら」の歌詞の一節だけど、このブログの内容は森田童子とはあんまり関係ない。たまに森田童子の曲も聴いたりはするけど。あとついでなので言うと「ぼくたちの失敗」はYMCKバージョンのやつが好き。
  • このブログの背景は以下の図だけど、分子とか電子とかとはさっぱり縁がない。なんかいい感じなので使ってみただけ。FlickrThe Commonsはこういうパブリックドメインになった古い写真がいっぱいあって飽きない。

Image from page 364 of "The Bell System technical journal" (1922)

  • このブログは定期的に更新されるものではない。気が向いたときに書く。ので、生存確認としては役に立たない。たぶんTwitter上にはいるはずなので俺が生きているか死んでいるかに興味がある人はそっちを見るといいと思う。