One Love Manchesterの会場にNoel Gallagherがいなかったことについてのメモ

いいLive Foreverだった。


Liam Gallagher and Coldplay - Live Forever (One Love Manchester)

マンチェスターのテロはほんとうに痛ましかったけど、音楽はやっぱりいいな、と思えるライブだった。

とか、この動画しか観ていない、文脈を全く知らない身で言うのもおこがましいけれど。

会場から漏れ聞こえる合唱が、追悼式でDon’t Look Back In Angerを自然と歌っていたというエピソードを思い出させる。歌うって大事だな、という気持ちになった。


Manchester crowd sing Oasis' Don’t Look Back In Anger after minute’s silence

そう、歌うのは大事だ。大事だけど、その日その場で歌えなくても別に責められる謂れはないはずで、けれどみんながこの曲を歌ってくれたらと期待したOasisのもう片方、Noel Gallagherはそこにはいなくて。

そこに冷たい視線を浴びせかける人がいるらしい。

Liamも、Noelの不在について謝罪し、そしてこき下ろしている。

Noelはこの日は物理的に参加できなかった。それは仕方のないことで、そもそも声をかけてないし、と主催者も擁護している。Noelはその後、Don’t Look Back In Angerの収益をマンチェスターのための基金に寄付することを決めている。

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でも別に、そんな貢献とかしてなくても、歌わなかったことをそんなに責めなくてもええやん。人がやっていないことに目が行きがちだけど、それは良くないことだ。どうでもいいことに心を奪われるべきではない。

果たしてDon’t Look Back In Angerを歌ったのは、OasisでもNoelでも、そしてLiamでもなかった。

Chris MartinがAriana Grandeに向かって「いっぱい歌ってくれたから今度は俺たちが歌う番だぜ」と言って、会場みんなで合唱したのだった。


Chris Martin and Ariana Grande - Don’t Look Back In Anger (One Love Manchester)

とりあえずChris Martinがこんな男前だと知れたのでよかった。